ラガマフィン　大型猫　長毛猫

もふもふ長毛、見た目も性格もとことん癒し系。
今回は、うちのラガマフィン「レモン」と一緒に、この猫種の特徴や“ラガマフィン”というちょっと不思議な名前のルーツにも触れていきます。

動くぬいぐるみ？ラガマフィンの魅力
“ぼろをまとった子”？ラガマフィンの名前のルーツ

動くぬいぐるみ？ラガマフィンの魅力

ラガマフィンの魅力といえば、なんといっても柔らかい極上のもふもふ。
体は大きめの子が多いですが、うちのレモンはコロンと丸みのあるフォルムが特徴です。
がっしりとした体つきながら、胴や足がやや短く見えるのもチャームポイント。

性格はおっとりマイペース。
おしゃべりは控えめで、「にゃお〜ん」と鳴くことはめったにありません。
よく聞くのは「にゃっ、にゃっ」と短くて可愛らしい声。
その存在自体が癒し、まさに動くぬいぐるみです。

“ぼろをまとった子”？ラガマフィンの名前のルーツ

“ラガマフィン”という名前は、英語で「いたずらっ子」とか「ぼろをまとった子ども」といった意味があります。
「どうしてそんな名前なの？」と思うかもしれませんが、そこにはこの猫種の誕生秘話が関係しています。

もともとラガマフィンは、ラグドールという猫種から派生して生まれました。ラグドールの血統管理が厳しくなったのをきっかけに「もっと自由な繁殖をしたい」と考えたブリーダーたちが、新しい猫種としてラガマフィンを誕生させました。
ラグドール（＝高貴な印象のある名前）に対して、あえて庶民的でユーモアのある「ラガマフィン」という名前を選んだのは、「もっと自由に、もっとのびのびと育てていきたい」という思いの表れ。その遊び心が名前にも込められているのです。

そんな背景を持つレモンは、今日ももふもふの毛を揺らしながらお昼寝しています。
何気ない日常のひとコマが、こんなにも心を満たしてくれるなんて——
ふとした仕草やうとうとした寝顔に、今日もまた癒されている私です。